B型慢性肝炎で飲み薬による治療を受けているのですが、1年くらい治療を続けたら中止してもよいですか？
B型慢性肝炎で飲み薬を服用しているということは、核酸アナログ製剤を服用中だと考えられます。核酸アナログ製剤は飲み続けていれば、ウイルスをしっかりと抑制することができますが、服用を中止するとB型肝炎ウイルスは高率に再増殖します。ご自身の判断では中止せずに、主治医の指示に従ってください。
B型慢性肝炎でインターフェロン治療を受けているのですが、昔ながらの治療法を勧められたような気がしているのですが。
B型慢性肝炎ではインターフェロン治療を行うことで、治療終了後に薬を使用しなくても、肝炎を長期間鎮静化させることができる可能性があります。また、飲み薬による治療よりも治癒する可能性は高いと報告されています。
C型慢性肝炎でインターフェロンフリー治療を受けているのですが、他の患者さんと治療期間が違います。なぜでしょうか？
C型慢性肝炎はC型肝炎ウイルスのジェノタイプ（遺伝子型）によっても薬の組み合わせが違いますし、薬によって治療期間も違います。患者さんごとに最も適した治療法が選択されていますから、主治医の指示に従って治療を続けてください。